こんにちは!
管理人のシゲルと申します。
今回は、これからFXを始めてみようかな?
と考えているあなたのために
FXとは何か?についてできるだけ
わかりやすく説明しようと思います。
「FXって聞いたことはあるけど、
正直どんなものかわからない!」
っていう状態から、
「なるほど、
ちょっとやってみようかな?」
と思ってもらえるように、
ガンバリマス!(笑)
FXとは?
FX・・・これは何かの略じゃないか?
っていうのはなんとなくわかりますよね?
そうです!その通りです!
FXとは、『foreign exchange』
を略したものです。
foreign・・・外国の
exchange・・・交換する( ^ω^)・・・
「わかんない・・・」
あなたの声が聞こえました(笑)
日本語で正式に言うと
『外国為替証拠金取引
(がいこくかわせしょうこきんとりひき)』
です。
「日本語でも難しいじゃん」
心の声が漏れてますよ(笑)
これを分解してみましょう。
外国為替証拠金取引とは?
まず外国為替の取引とは、
『外国為替』⇒国際間取引で生ずる
貸し借りを為替で決済すること
いやいや、そもそも
「かわせ」ってなんだよ?
ってなりますよね。
「為替」って言葉はよく聞くけど
ちゃんと説明できる人って
意外と少ないと思います。
「為替」とは?
為替を説明するには、
江戸時代までさかのぼります。
江戸の商人が大坂の商人に
代金を支払う際、
お金で直接やり取りすると、
盗賊などに襲われて、
盗まれてしまうリスクがあります。
火付盗賊改
鬼平犯科帳の世界です(笑)
それを防ぐために、
江戸商人は両替商にお金を渡して、
支払いを依頼した証書として
「為替手形」を発行してもらい、
受け取った大坂商人は
指定された両替商で代金を受け取る、
という仕組みを考えました。
つまり、東京ー大坂間を、
現金輸送をせずに取引が
できるようにした、
ということです。
これを、異なる国の通貨同士で
行うことを外国為替取引といいます。
為替のナゾは解けましたね♪
「証拠金」とは?
次は、証拠金についてです。
『証拠金』⇒担保のこと
ここではざっくりになりますが、
取引をする際に、損失が生じたときでも
決済ができるように
一定金額の金銭を預けておくこと
を言います。
そして取引とは、
『取引』⇒売買=トレード
のことを言います。
証拠金による売買なので、
証拠金取引、というわけです。
言葉のイメージはわかったでしょうか?
「円高」と「円安」
FXを知るには、円高・円安について
理解していなければなりません。
よく聞く言葉ですが、
意外とごっちゃになりやすい言葉です。
普通に考えれば、
円の価値が上がれば「円高」
逆に価値が下がれば「円安」
ということになります。
「そのぐらいわかりますよ!」
って声が聞こえてきましたが(笑)
では質問です。
米ドル/円の相場が
『1ドル=110円』だったとしましょう。
1時間後に
『1ドル=100円』になったとすると
1時間前と比較して円高と円安、
どちらになったでしょうか?
はい、時間です!(笑)
答えは、「円高」ですね。
110円から100円に変わっているので、
「円安」な気もしてしまいますが、
「1ドル」というモノの値段が、
110円から100円に変わっていることになります。
「1ドル」が、1時間前は
110円「も」出さないと買えなかったのが
1時間経って
「たった」100円で買えるようになりました。
なので、
1ドルの価値が「下がった」から
円の価値は逆に「上がった」ので円高
ということになります。
価値が上がる・下がるで覚えると
かえってややこしくなるかもしれませんね。
そこで例題2。
今度はたとえ話です。
最近は大型台風が毎年やってきます。
野菜の価格は、台風の前と後だと
台風後の方が価格が上昇しますよね。
なぜでしょうか?
それは、台風被害により、
野菜の「数量」が大幅に減るからです。
数が減ると、「希少価値」の言葉通り
価値が上がります。
これはさきほどの
ドル円の場合と同じ状況です。
数が「減った」から
価値が「上がった」というわけです。
数が減ったら価値が上がる、
と覚えておきましょう。
FXの「儲かる仕組み」とは?
さて、FXの話に戻りましょう。
FXが儲かる仕組みは、わかりますか?
外国為替市場では、世界中の人が
通貨の「売買」を行っています。
お金の売り買いです。
物の売り買いには、
常に「需要」と「供給」が存在します。
モノを
「欲しがるひと」と
「売りたいひと」がいるわけですね。
それが為替市場では
モノではなくカネとなるわけです。
為替の相場は、最終的には
需要(買いたい量)と
供給(売りたい量)
のバランスで決まります。
例えば、ト〇タが米国に
自動車を輸出した場合
ト〇タは車の代金を
米ドルで受け取りますよね。
で、ト〇タは日本国内の
従業員への給料の支払いや
国内での材料の取引などは
日本円で支払わなければならないので
米国から受け取った米ドルを
日本円に両替しなければなりません。
その両替とは、すなわち
米ドルを売って
円を買う
ということになります。
日本円を米ドルで「買う」わけです。
なので、日本からの輸出が増えると
日本円がたくさん買われていくので
為替の市場から
「日本円」が減っていくため
円の価値が上がりますから
「円高」「ドル安」
になっていくというわけです。
なので、ト〇タが輸出量を増やす前に
円をたくさん手に入れて
円が高くなったら売ってしまえば
その差額が利益となるわけです。
実際はそんなに単純ではないですが(;’∀’)
もう少し身近な話で例えると、
コロナ前には豊富にあったマスクを
コロナ前に大量に仕入れていれば、
コロナ後にマスクが
ごく少量しかなくなると
価値が上がって高値になるので、
その時売ってしまえば
差額が利益になるのと一緒です。
マスクの転売はダメですけどね(;’∀’)
マスクが「円」だと思えば、
しっくりくると思います。
なので、FXとは、
異なる貨幣の売買の差益で
利益を得る手法だということです。
なんとなくご理解いただけたでしょうか?
まとめ
今回は、これからFXを始めようかな?
というあなたのために
FXとは何ぞや?
という点についてお話ししました。
・FX=foreign exchangeの略
・FX=外国為替証拠金取引
(がいこくかわせしょうこきんとりひき)
・円高と円安について
・FXの儲かる仕組みについて
以上についてできる限りわかりやすく
ご説明したつもりですが
いかがだったでしょうか?
じっくりと読んでいただき、
まずはFXってこんな感じなのかな?
というくらいの理解を
していただければと思います。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
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