こんにちは!シゲルです。
お金をふやすためには
まずはお金について知ろう!
ということで、今回はお金の3つの機能のうち、
「交換機能」について触れていきましょう。
お金の3つの機能とは?
お金には、3つの機能があります。それは、
①交換機能
②価値尺度機能
③価値保存機能
の3つです。
今回は、②の「価値尺度機能」について
ご説明していきましょう。
お金の「価値尺度機能」とは?
例えば、芸能人格付け番付のようなTV番組で
「どちらのワインが高級か?」とか
「どちらのお肉が高級肉か?」などを
当てる番組がありますよね。
選ぶほうは目隠しなどをして
テイスティングをしたりして
自分の感覚で、価値があると思うほうを
選択します。
そして、結果は
値段が高いほうが、高級と判断されます。
もちろん、ロマネコンティとか
シャトーブリアンとかの名前でも
高級感はありますが、
結局のところ判断基準は
値段(価格)の高いほうが
高級とされます。
例えば、見た目がそっくりな
ダイヤモンド2つとかでも
あなたが宝石鑑定士でもない限り
どちらに価値があるか、当てることは
ほぼ不可能でしょう。
片方が100万円で、片方が1億円という
値段を聞かされれば、1億円のほうに
価値がある、と判断できます。
このように、お金の金額によって
物やサービスなど、有形無形のものに
価値をつけることができます。
これがお金の「価値尺度機能」です。
価値尺度機能により可能なこと
お金に価値尺度機能があることにより
価値を共通認識することが出来ます。
「金額」という、価値を数値化する作業によって
「価値」を比較することが可能になるのです。
例えば500円のランチと2000円のランチでは
どちらが高いのか、誰でも判断できるようになります。
そして、価値の比較が可能なことにより
物の値段が高い安いだけではなく
商品との交換比率を比較することができるようになります。
つまり、物価や為替との比較ができる、
ということにもなります。
物価・為替との比較とは?
お金に価値尺度機能があることにより、
単純に「値段」の高い安いだけではなく
「価値」の比較も可能になります。
それにより、物価や為替との比較も可能になります。
「物価」とは、経済全般での一般的な価格の水準
のことを言います。
物価が上がると、お金の価値は下がります。
今まで100円で買えていた缶コーヒーが
仮に200円に値上がりしたら
今まで1000円で缶コーヒーが10本も買うことができたのに
たった5本しか買えなくなってしまいます。
これはすなわち、お金の価値が下がった、ということですね。
同じようなことは為替でも言えます。
いままで1ドル100円だったのが
今日から1ドル200円になってしまったら
これまでは10ドルを1000円で交換できていたものが
今日からは2000円なければ10ドルが手に入りません。
これは円の価値が下がった=円安 ということですね。
このように、お金に価値尺度機能があることにより
ものや為替の価値も比較できるということです。
金額は同じ「一万円」でも
世間の物価に変動があれば
価値も変わりますし
他国間の為替に変動があれば
やはり価値は変わってきます。
一見、簡単なことのようですが
お金をふやすにあたって
重要なコトなので、しっかり押えておきましょう!
それではまた!
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