お金の3つの機能とは?③価値保蔵機能【お金をふやすための知識】

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お金について学ぶ
 

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こんにちは!シゲルです。

お金をふやすためには

まずはお金について知ろう!

ということで、今回はお金の3つの機能のうち、

「交換機能」について触れていきましょう。

お金の3つの機能とは?

お金には、3つの機能があります。それは、

①交換機能

②価値尺度機能

③価値保蔵機能

の3つです。

今回は、③の「価値保蔵機能」について

ご説明していきましょう。

お金の「価値保蔵機能」とは?

お金の「価値保蔵機能」とは、

長期にわたって、お金の価値が約束される

という意味です。

言い換えると、

お金は価値のあるものとして

長期にわたって貯めておくことができる機能がある

ということです。

例えば、大昔の物々交換の時代の場合、

魚と、何か他のもの、例えば保存のきく穀物と

お交換をしたい場合、

魚は時間が経つと腐ってしまうので

「新鮮でおいしい魚」という価値は

1日~2日も経てばほぼなくなってしまいます。

これを、新鮮で価値があるうちに

価値保蔵機能を持つ「お金」と交換しておけば

数年後でもその価値を持続して

保有することが出来るのです。

この機能を理解していないと、

お金のリスクや、なぜお金を信用できるのか

ということについて理解することが出来ません。

お金は「価値保蔵機能」を持っている

ということをしっかりと覚えておきましょう。

お金はなぜ「価値を保蔵」できるのか?

では、なぜお金は、その価値を保蔵できるのでしょうか?

わかっているようで、説明するのは難しくないですか(笑)

「お金の起源」の記事でも説明しましたが

人間は「物々交換」から「物品交換」へと変遷し、

いまの「お金」に行きつきました。

「物品交換」の時代は、「銀」や「金」など

そのものに価値があるものと品物の交換をしていました。

では、現在の紙幣などはどうでしょうか?

紙幣自体は、言ってしまえばただの紙切れです。

銀や金のように、

物理的なそのもの(紙)自体の価値はほぼありません。

ただの印刷物ですよね(笑)

では、なぜ人々はそんな紙切れに

「価値」を感じているのでしょうか?

日本円の場合

一番身近な「日本円」について

考えてみましょう。

例えば、1000円の価値についてですが

100円の缶コーヒーを10本買えるという価値は

日本人共通の認識です。

ではその価値は、何に基づくものでしょうか?

「日本円」は、「日本」という国が保証しています。

これは、日本という国の「信用」を背景に、

日本という国が、『「円」は日本で使える通貨ですよ』

ということを保証してくれているのです。

お札を見ればわかりますが、日本のお札は

「日本銀行券」という、日本銀行が発行している債権なのです。

なので、「日本円」というのは

国が保証してくれているからこそ、

価値があるものとして存在できているのです。

貨幣の価値は国の信用に左右される

それでは、日本の信用が下がってしまった場合、

円という通貨の価値は、どのように変化するでしょうか?

海外との貿易を行う際、

日本の信用度が低くなると

モノを売る外国側としては

「日本は信用できない国だから、

たくさんの円をくれなきゃモノは売れないね!」

となりますよね。

つまり、通貨の価値が下がり、モノを輸入するのに

多くのお金が必要になります。

すると当然、そのモノが日本国内で流通する場合

モノの値段=物価が上昇します。

物価が上昇するということは

日本円の価値が下がっているということに

つながっていきます。

なので、ザックリ言うと

日本という国の信用が

「日本円」の価値へとつながっていくわけです。

お金の価値の保蔵が機能できるのは

その貨幣を発行している国が

その貨幣の価値を保証してくれているからですが、

その国の信用度によっては

保蔵している価値が上がったり下がったりする

可能性もあるということです。

普段何気なく使っている「お金」も

掘り下げてみるといろいろなことが見えてきますね。

「お金をふやす」ためにも

お金に対する知識を身に着けることは

とても大切なことだと思います。

お金を正しく理解して、

正しく付き合っていきたいですね。

それではまた!

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