こんにちは!シゲルです。
バイナリーオプションって
聞いたことありますか?
言葉の響きからだけだと、
何のことか想像もつかないですね( ´艸`)
今回は、その
バイナリーオプションって何ぞや?
について記事にしていこうと思います。
バイナリーオプションとは?
バイナリーオプションとは、
外国通貨の取引の一種です。
バイナリーオプションの
「バイナリー(binary)」とは、
二進法という意味です。
二進法を
みんな大好きウィキペディアで調べると、
二進法(にしんほう)とは、二を底(てい、基(base)とも)として、底の冪の和で数を表現する方法である。
英語でバイナリ (binary) というが、これはラテン語「binarius」に由来する語で、「binary」と「binarius」は本来「二個一組」「二つから成る」を意味する語である
とあります。どうでもいいですが(笑)
「オプション(option)」とは、
オプション取引のことをいいます。
これもウィキペディアによると
オプションとはある目的物(原資産という)を、一定期間後の特定日(清算日)か、あるいは種類によってはそれ以前で条件が満たされた時点で権利を行使し、特定の価格で買い付ける(又は売り付ける)ことのできる権利をいう。(中略)オプション取引とは、このオプションという権利を売り・買いする取引のことを指す。
となっています。
つまり、バイナリーオプションとは、
二進法(「0」か「1」か)
の2択でできる
外国為替のオプション取引のこと
を言います。
もう少しわかりやすく言うと、
一定の時間の間に、為替の価格が
上に上がるか、下に下がるかを
予想する取引のことです。
よくたとえとして
【さいころの丁半】や
【トランプのハイ&ロー】
があげられますが
どちらにしてもルールとしては、
ハズレたら掛け金没収、
当たれば掛け金2倍
になるというものです。
これの為替版が
バイナリーオプションです。
・・・って聞くと、
「上か下かを決めるだけなら楽勝じゃん」
て思ったかもしれません。
ですが、
バイナリーオプションは
ギャンブルではなく投資です。
上か下かを適当に、
勘で賭けても基本的には勝率5割です。
ですが、バイナリーオプションには
「ペイアウト率」があります。
「ペイアウト率」というと
それこそギャンブルのようですが(;’∀’)
ペイアウト率とは、
「賭けた金額に対して
払い戻される金額の割合」
のことをいいます。
賭け金が100円で、
ペイアウト率が1.5倍(150%)
だった場合は、
払戻しは150円になります。
通常のバイナリーオプションの場合、
このペイアウト率が1.8倍前後になります。
・・・わからなくなってきましたね?(;’∀’)
先述の通り、バイナリーオプションは
ハイかローの2択なので
単純計算では勝率は1/2、50%ですね。
ですが、ペイアウト率がありますので、
【ペイアウト率1.8倍の場合】10,000円投資
勝 ペイアウト 18,000円 - 10,000円(投資額) = 8,000円の儲け
負 ペイアウト 0円 - 10,000円(投資額) =▲8,000円の損失
この時の勝率は、
【100% ÷ 1.8(ペイアウト倍率)× 100】なので、
勝率約55.6%ということになります。
つまり、勝ち負けの境目(損益分岐点)は
55.6%なので、
単純なハイ&ローの勝率50%より
リスクが高くなってしまいます。
「え?じゃあバイナリーダメじゃん」
・・・心の声、漏れてますよ(笑)
上の計算は、あくまでも
博打的要素として考えた場合です。
バイナリーオプションは
あくまでも投資です。
適正なロジック(決まり事)をもとに、
高い確率で上がるか下がるかを
予測できなければ勝てません。
そのためには、
最低でもローソク足やチャートを
自分なりに読み取る力がないと
それこそ単なるギャンブルに
なってしまいます。
でも、逆に考えれば、
高確率で相場の上下を予測する
ロジックを持っていれば
確かな投資先の一つとして
採用できるものとも言えます。
FXとは何が違うの?
さて、FXとバイナリーオプションでは
具体的に何が違うのか、
見ていきましょう。
追証(追加証拠金)で比較
追証とは?
通常、FX取引を行う際に証拠金をFX会社(証券会社)に預けて取引を行いますが、この証拠金が取引損失等により一定以上減ってしまうとFX会社から証拠金の追加入金を求められます。これが追証です。
追証は借金と同じなので、
FXの追証で破産する場合もあります。
バイナリーオプションには
追証はありません。
なので、バイナリーオプションは、
運用資金以上の損失は発生しないので
その点はメリットと言えますね。
払い戻し方法で比較
まずはバイナリーオプションとFXでの
払い戻しに関して比較してみましょう。
【同じ10,000円を運用した場合】
《FX》10,000円でドルを購入、レバレッジ10倍の場合
1ドル100円 ⇒ 1ドル101円 になると 1,000円の利益
1ドル100円 ⇒ 1ドル102円 になると 2,000円の利益
1ドル100円 ⇒ 1ドル 99円 になると ▲1,000円の損失
1ドル100円 ⇒ 1ドル 98円 になると ▲2,000円の損失
FXは、為替の差額が利益になるので、
為替の変動幅により利益も変動します。
《バイナリーオプション》ペイアウト1.8倍 10,000円の運用の場合
Highを選択 1ドル100円 ⇒ 1ドル101円 で 18,000円の利益
Highを選択 1ドル100円 ⇒ 1ドル102円 で 18,000円の利益
Highを選択 1ドル100円 ⇒ 1ドル 99円 で ▲10,000円の損失
Highを選択 1ドル100円 ⇒ 1ドル 98円 で ▲10,000円の損失
バイナリーオプションは、
上がったか下がったかで
勝ち負けが決まるので
為替の変動幅にかかわらず、
利益・損失は同じとなります。
たとえ0.01銭の変動でも、
バイナリーの場合は
上がれば18,000円、
下がれば▲10,000円です。
これだけ比較しても、
ハイリスクハイリターンですね。
手数料で比較
【FX】
FXの場合、主にスプレッド
という形で手数料が発生します。
スプレッドとは?
外国為替取引は売るときと買うときでレートが異なりますが、この数字はその外貨の買値と売値の差(乖離)を表しています。 FXの「スプレッド」とはお客さまがFX取引をする際の買値と売値の差のことです。 スプレッドが狭いほうが低コストであり、お客さまにとって有利になります。
スプレッドの相場としては、
国内業者で米ドル/円で
0.3pips~0.5pips、
海外業者では米ドル/円で
0.5pips~1.5pips程度となっています。
pipsとは?
「pips」とはFX取引において使用される単位で、異なる通貨単位を共通の単位で表すことができます。
米ドル/円では「1pips=0.01円(1銭)」、ユーロ/米ドルでは「1pips=0.0001米ドル」となります。
FXの取引手数料自体は、最近では
ほとんど無料の場合が多いですね。
【バイナリーオプション】
バイナリーオプションも
基本的には手数料は発生しません。
業者の儲けとしては
前述のペイアウト率が
利益となる仕組みになっています。
バイナリーオプションを始めるには
バイナリーオプションを
始めること自体には
特に難しい準備は要りません。
- バイナリーオプションのサイトに登録・入金
- MT4*をインストールする
- 必要ならサインツールを組み込む
- バイナリーオプションのサイトで取引する
これだけです。
(*)MT4とは?
メタトレーダー4(MetaTrader4、MT4)は、ロシアのメタクオーツ(MetaQuotes Software)社が開発・提供している取引プラットフォームのこと。さまざまな金融商品の取引に対応していますが、おもにFXの取引ツールとして世界中の多くのトレーダーに愛用されています。
取引自体はスマホだけでも可能ですが、
値動きを分析しなければならないので
MT4という無料のプラットフォームは
必要になります。
先に述べたように、
バイナリーオプションは
ギャンブルではありません。
MT4でチャートを分析して、
値動きをしっかりつかんで
正しく運用するようにしましょう。
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